【株価急落】VIX投資に役立つ米国債利回りとは【米国VI】

スポンサーリンク
米国VI VIX ベア ブル 戦略 指標VIX・米国VI 関連

こんにちは。たんす@tansu_toです。

皆さんは米国債利回りという指標をご存知ですか。
米国債利回りとは、アメリカの10年国債の年間利回りのことです。
国債利回りと聞くとVIX投資には関係なさそうですが、実はVIX投資をする上でとても重要な指標です。

どうして重要かというと米国債利回りの上昇が株価下落・VIX上昇の引き金になるからですね。
特に2018年の株価急落は米国債利回りの上昇が引き金でした。
VIXに投資している投資家なら、VIX急騰を逃さないよう押さえておきたい指標のひとつですよね。

そこで今回は米国債利回りについて簡単にまとめました
この記事を読むことで次の3つが分かります

    ・米国債利回り上昇が株価急落の引き金となる条件
    ・米国債利回りの概要・影響
    ・米国債利回りが上昇する原因

米国債利回りを理解するのは少し力がいるのですが、ポイントさえ押さえておけば難しいものではありません。
VIX投資に役立てられるよう重要なポイントだけ押さえておきましょう。

スポンサーリンク

米国債利回りが急落・暴落の引き金になるには

米国債利回りが与える影響

米国債利回りは株価急落の引き金になりますが、普段の緩やかな値動きでは株価に影響を与えることは殆どないでしょう。
米国債利回りが影響を与え始めるのは急上昇した上で一定の水準を超えたときです。
更に一定の条件が揃っていないと株価急落・暴落ほどの影響力は無いと考えています。

それでは下記より、次の順番で説明を始めます。
①株価が下落する水準
②急落・暴落するための条件

株価が急落する基準

株価が下落する米国債利回りの水準は3%と言われています。
これは米国債利回りが3%に近づくほど、株式市場が妥当な水準にあるという判断の妥当性が低下するためですね。
事実VIXショックや2018年10月急落では、米国債利回りが3%に近づいた・超えたところで株価が急落しました。

確認のためにチャートを御覧ください。
2018年 米国債10年長期利回り

2018年 S&P500

画像の黒丸がリンクしています。
米国債利回りが急上昇したタイミングでS&P500が急落しています
少なくとも2018年現在は米国債利回りが3%を超えてきたら急落のサイン・兆候・きっかけと考えてよさそうです。

次の急落水準

なお2018年10月以降、長期利回りは常時3%程度の数字で推移しています。
このままで行けば3%が常態化するため、株価急落の水準が変更となりそうです。
すでにこの話は多くのステラジスト達が話し合っていて、彼らによると3%が常態化した後の株価急落の基準は3.5%とのこと。
覚えておけばいつか役に立つでしょう。

スポンサーリンク

急落・暴落するための条件

米国債利回りが株価下落の引き金となることは分かりました。
けれども米国債利回りだけの動きでは急落・暴落、までは流石にできません。
急落・下落の引き金となるポイントは【FOMCの利上げペースが早まるか】ということ。
具体的には次の条件が揃っていると、米国債利回りの急上昇で株価急落・暴落となる可能性が高くなります。

ここから【FOMCの利上げペースが早まる】条件について説明します。

FOMC利上げペース上昇の条件

条件は③つ

    ①FRBによる利上げペースアップが意識されている。
    ②インフレ懸念がある。
    ③市場に割高感または高値圏で株価が推移している。

上記3条件が揃っている時に長期利回りが上昇した場合には急落が始まります。
それでは、順を追って確認しましょう
条件の内容と、条件達成の確認方法も説明します。

①FRBによる利上げペースアップが意識されている。

FOMCによる利上げ回数が増えそうだと、市場が意識しているかです。
FOMC利上げ前後の市場予想などを確認すると市場がどれだけ意識しているか測ることができます。

②インフレが懸念されている。

好調な経済指標により物価の上昇が見込まれてるかどうかです。
雇用統計や消費者物価指数など経済指標の数値でインフレ懸念が生じているか測ることができます

③市場に割高感がある

株価が理論株価に対し高いかどうかです。
株価が最高値を更新、または高値圏で株価が推移しているか確認することで判断できます。

条件達成から急落まで

条件①~③を満たした状況で長期利回りが上昇すると、FRBによる利上げのペースアップが真実味を帯びるため投資家心理が急激に悪化します。
さらに米国債利回り上昇による市中金利の上昇も投資家心理悪化に拍車を掛けることでしょう。
投資家心理が悪化すると、リスク回避的な思考から株式売却へと市場が流れ始めます。
このとき割高といわれる高PER株から売却が急速に進むため、株価の急落・暴落につながるわけですね。

では米国債10年利回りとS&P500のチャートを確認してみましょう

実例:VIXショックと2018年10月急落

2018年2月のVIXショック・2018年10月急落も概ねこの仕組です。
当時の株式市場では底堅い経済指標のもとFRBによる利上げが意識されていた頃でした。
FRBによる利上げのベースアップが囁かれており、利上げした場合の影響が騒がれていたことをよく覚えています。
株価は連日過去最高値を記録しており市場には割高感が確実に存在していました。
このような状況で米国債利回りが急上昇したことで利上げベースアップが真実味をましたため、割高と言われる高PERな株価を中心に売りが優勢となり株価が急落しました。

ここまでが株価急落の引き金となる米国債利回りのお話です。
以下ではもう少しだけ詳しく米国債利回りについて説明します・

スポンサーリンク

米国期利回りの概要

最後に米国債利回りについて簡単にまとめます。
知ってるという方は読み飛ばしてOK

米国債利回りとは

重要なポイントを3つ紹介します

    ・米国債の流通市場で売買されている10年米国債の利回りのこと
    ・米国債利回りは米国債の価格と金利から算出する
    ・米国債利回りは長期金利の重要参考指標
     一般には【米国債利回りの値 = 長期金利の値】とされている。

米国債利回り(以下長期金利)が上昇した場合の株価への影響

一言でいえば長期金利が上昇すると株価は下がります。
ただし株価が下がる理由は主に3つほどあります。

債券市場への資金移動

利率が上がると無リスクな債券に投資をしようとする人が増えてきます。
すると投資家は債券に投資するために保有している株を売却しなければなりません。
その結果、株式市場全体で売りが優勢となり株価が下落します。

企業業績が悪くなる

長期金利が高くなると、企業や個人に対する貸出金利が高くなります。
すると企業や個人の借入意欲が低下するので企業の売上が悪化。
また借入を行った企業は支払利息の増加により利益が減少するので株式の売りが優勢となり株価が下落します。
なお金利増加により大きな影響を受ける企業は不動産業・自動車製造業と言われています。

株価調整

米国債利回りの上昇は株式市場の理論株価を引き下げます。
すると銘柄別け隔てなく売りに繋がり、理論株価まで調整するように値がさがるようになります。
理論株価なので必ずしもその値まで落ちるわけではありませんが、投資家の株価の見直し対象として何らかの依経を受けることになります。

米国債利回りが上昇する原因

    ・景気が良好で米国債に投資するよりも株に投資するほうが有利なとき
    ・FRBにより政策金利が引き上げられたとき

スポンサーリンク

終わりに

米国債利回りは現在の株式市場では注視して見ていかなければならない指標ですが、影響の幅が広く完全に理解するには中々難しいと思います。
しかし株価が反応する米国債利回りの基準と米国債利回りの仕組みを知っているだけでも理解の手助けになるのではないでしょうか。
米国債利回りは取っ付きづらいかと思いますが、急落のきっかけを掴むことができるので毎日確認することをおすすめします。

VIX・米国VI 関連
スポンサーリンク
スポンサーリンク
たんすをフォローする
たんす投資 ~30代会社員の資産形成ブログ~

コメント