季節性を利用したVIX投資法がいい感じ【堅実】

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季節性を利用したVIX投資法 VIX・米国VI 関連

こんにちは。たんす@tansu_toです。

VIXには季節性はあるのでしょうか。
もし季節性があるのなら低リスク運用ができるかもしれません。
早速過去データを使って調べてみました。

結論をいうとVIX季節性を見ることができました。
ここ10年くらいは季節性に沿った動き。
季節性を活用したVIX投資法を使えば大きな利益につながりそうです。

この記事を読むことで次の3つが分かります。

  • VIXの季節性・直近のトレンド
  • 季節性の計算方法と検証
  • 季節性を利用した投資法

この記事を書いている僕はVIX関連銘柄、米国VIや米国VIベアETFなどに集中投資しています。
VIX投資研究が投資の生命線。
米国市場10年分、それ以上のデータを使って事細かに研究しています。

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季節性って何?

ざっくりいうと毎年ある時期に決まって表れる特徴のこと。
一年間でサイクルして表れるから季節になぞらえて季節性と呼びます。
つまり投資でいう季節性は『毎年ある時期に決まって表れる値動き』ですね

季節性の強い穀物

季節性の強い投資商品といえば大豆・小麦・コーンなどの穀物が代表的。
豊作・不作による変動もありますが軒並み同じような動きをします。
というのも種まきから収穫まで、毎年スケジュールが一定のため必然的に季節性が生まれるわけですね。

具体例として、コーンの季節性を見てみましょう。
コーンの季節性は次の通り

コーンの季節性

  • 収穫が終わる10月から11月にかけて価格が低下
  • 春から夏にかけて価格が上昇

直近3年間のチャートです。

2018年
2018コーン

2017年
2017コーン

2016年
2016コーン

同じような動きをしてるように見えませんか?
季節性にそって変動してるのが見て取れます。
1年の流れを書き出すと次のようになります。

  1. 3月以降収穫期に向けて受給が逼迫することで上昇
  2. 種まきの時期が訪れると作付面積と天候の見通しがついて変動
  3. 10月頃にから収穫時期終了で価格が底をつく

なおチャートの3年間については受給の逼迫解消の見通しで下落したようです。

季節性を利用した投資方法

コーンほど季節性が強く表れるなら活用することで投資が捗ります。
直近10年間の価格を使ってバックテストをしてみました。
条件
10月の始値で買って翌年5月終値で精算
※表の終値は翌年5月の終値です。

2018201720162015201420132012201120102009
購入値354.75336.25387.75320.25441.25760.25590.00494.75341.25341.25
精算値394.00372.00404.75351.50465.75662.00555.25747.50359.00436.25
利益33.2535.7517.0031.2524.5-98.25-34.75252.7517.7595.00

【合計利益】374.25

【平均年利益率】8.5%

かなり優秀な成績。
大きな変動があるとマイナスになってしまいますが、それでも10年中8年間はプラスです。
利益率にして平均8.5%。
条件を守るだけなので労力が少なくシンプル、かつ効率のいい投資法ということが分かりました。

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VIXに季節性があるか検証

季節性の有無はグラフを見て判断します。
毎年同じような変動があれば季節性があるといって良いでしょう。。
ただしVIXの価格でグラフを作ると客観的な判断が難しいので季節指数を使ってグラフを作ります。

検証方法に使う季節指数は季節変動を測るための指標のこと。
ざっくりいえば各月平均値の平均合計値に対する割合ですね。
具体的には次の手順で算出します。

  • A・・・
     10年間の各月価格の平均値を算出
     (各月平均値)
  • B・・・
     各月平均値を合計
     (平均合計値)
  • C・・・
     平均合計値の各月平均値の割合を算出
     (季節指数)

季節指数は年間の構成割合で比較することのできる指標です。
例えば価格だと大きく変動した年と平年とで比較しづらい場合がありますよね。
季節指数なら年合計を100とする構成割合で比較するので、価格の大変動が起きても客観的に比較できるわけですね。
名前の通り季節性を検討する時などに使用される指標です

VIXの季節指数グラフ

VIXの季節指数を算出してグラフを2つ作りました。

  • 10年分の季節指数のグラフ
  • 3年ごとの季節指数(7パターン)を比較するグラフ

2パターン作成した理由は季節指数のトレンドを把握するため。
季節指数は投資と同じように長期・短期のトレンドのような差異があります。
『長期で見ると大体同じなんだけど、直近だけ見るとちょっとずれてる』こんな違いですね。
そこで10年長期と3年サイクル短期の季節指数を見比べて比較・把握しようというわけです。

10年長期

作成条件は次の通り

10年長期作成条件

  • データ10年分から算出した季節指数
  • 月の始値・高値・安値・終値毎に集計

・赤=高値
・青=安値
・濃い緑=始値
・薄い緑=終値

VIX10年季節性

おや?思った以上に季節性がありそう。
特徴的な動きをしているように見えませんか?
ざっくりと1年の流れを書き出してみました。

  1. 1・2月と高値
  2. 3月から7月にかけて低下
  3. 8月から上昇
  4. 10月にもう一度上昇
  5. 12月に向けて低下

3年サイクル短期

作成条件は次の通り

3年サイクル短期作成条件

  • 3年毎の季節指数を算出
  • 月平均値をグラフに表示
    ※始値・高値・安値・終値を表示すると見づらいため

【グラフ要素について】
・3年 (2018)=2018・2017・2016
・3年B(2017)=2017・2016・2015
・3年C(2016)=2016・・・
VIX3年季節性

色が濃いラインが直近の季節指数。
10年長期のグラフと、ほぼ同じ動きをしていますね。
直近の傾向だと2月に強く上昇するようにみえます。

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VIXの季節性まとめ

2つのグラフから分かるのは次の通りでしょう。

POINT

  • VIXには季節性がある。
  • 直近のトレンドは2月に強く上昇する傾向にある。
  • 3~7月の動きに長期と短期で違いはない。
  • 9月以降は上昇傾向だけど3年サイクルでみて動きに統一感がない。
  • 8月に上場しなかったら10月に上昇している。

VIXの各月毎の動きを整理してみました。
こうやって見るとはっきりとした特徴がありますね。
流れに逆らわずにトレードしたら良さそう思えてきました。

・価格 = 年間で見たのポジション。
・傾向 = 前月と比較した変動傾向

価格傾向
1月12月より上昇
2月1月より上昇
3月2月より低下
4月3月同程度
5月4月同程度
6月5月より上昇
7月6月より低下
8月7月より上昇
9月8月より低下
10月9月より上昇
11月10月より低下
12月11月同程度
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VIXの季節性を利用した投資法

ざっくりと言えば季節指数の低いときに買い、高いときに売る投資法です。
シンプルな投資法は低い労力で利益を出せるなら越したことは無いですよね。
VIXの周期にピッタリ合えば…コーンと同じくいい結果になるはず…

季節性を利用した投資結果

コーンと同じように投資法をバックテストしてみましょう。
条件は次の通り。

POINT

  • 期間10年
  • 5月の月始値で購入、8月終値で精算
  • 8月に上昇しなかったら10月に精算
2018201720162015201420132012201120102009
購入値15.7810.9216.3315.5513.6413.8817.2715.0722.4136.5
精算値21.2310.1817.0626.4328.4317.0117.4731.6226.0530.69
利益5.45▲0.740.7310.8814.793.130.216.553.64▲5.81

【合計利益】48.82
【平均年利益率】27.5%

すごい数値…!
年利益率27.5%なんてプロ投資家でも出せない数字です。
シンプルかつ効果絶大な投資法かも…!

今回は機械的でしたが人が運用すれば利益率は更に上がりそうです。
シミュレーションでは機械的に購入と精算を繰り返しただけ。
なので絶対に買わないだろう30の値でも果敢に購入してますからね。
極端に機械的な部分を行わなければ平均年利益率30%超えもできるかも…!

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終わりに

本記事ではVIXの季節性の検証と、季節性を利用した投資法ついて説明しました。
VIXにも季節性があることが分かりましたね。
季節性を利用してもっともっと利益を出していきましょう!

それでは、皆さんのVIX投資が上手くことを祈っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
この他にもVIX関連記事を書いているので、よかったら参考にして下さい。

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