米国VI投資の基本・戦略【初心者向け】

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米国VI投資の基本・戦略【初心者向け】VIX・米国VI 関連

VIX投資の中でも米国VIは一際手軽に始められる投資商品かなと思っています。
売買のタイミングが掴みやすく、比較的利益を出しやすいのがポイント。
僕も米国VI運用していますが、幸いなことに運用を始めてから損失を出したことがないんですね。
もちろん考えなしでは危ないので、少しだけ米国VIについて勉強しましょう。

この記事は米国VIの取引を始めようとするVIX投資初心者向けの内容です。
この記事を読むと次の3つが分かります。

  • 米国VIの基本知識
  • 米国VIの投資戦略
  • 米国VIの期待利益

ひとまず細かいことは気にせず大枠を見て全体をふんわりと掴んでみましょう。
全体像を掴めば後々のテクニックや戦略もすんなりと理解できますからね。
米国VI投資ってどんな投資なのか、ゆるーく見ていきましょう。

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米国VI投資って?

米国VIの概要・各用語・米国VIの特徴の順に見ていきましょう。

米国VI投資の概要

ざっくりといえばVIXという指標の特性を利用した投資のことです。
その特性とは『いつか必ず低下する・右肩下がりになる』というわかりやすいもの。
極端な話、VIXはいつか必ず低下するのたからショートなら負けるはずがない、という投資ですね。

実際のところ、負けないはずの投資なんてあるはずもなく単純なものではありません。
けれどとの特性だけは本当なので『投資家にとって有利な特性』という点は変わりがないわけですね。
米国VIとうしはVIXの特性を活かした優位性のある投資というわけです。

ちなみにVIXの読みはブイアイエックス・ビックスのどちらも正解。
ポラリティ・インデックス(Volatility Index)の頭文字をとった略称なんですね。

米国VIの概要

米国VIを一言でいうとこんな感じ。
『米国VIはVIX先物の第一限月を参照するCFDのこと。』
または
『VIXの先物商品の値動きと同じ動きをする投資商品』

VIX(恐怖指数)って何かというと、ざっくりいうと株価の変動幅を表す指標ですね。
なお方向的には暴落の変動幅がメイン。
もしかしたら大暴落するかもしれない~という恐怖を指標化したもので大体あってます。
『VIXの先物商品の値動きと同じ動きをする投資商品』ということを押さえておきましょう。

各用語

各用語の意味は次の通り…ですが。
VIX以降は読み飛ばしてもOK。
恐怖指数という指数を扱う、を頭にいれておいて下さい。

用語説明

  • VIX    → 恐怖指数
  • VIX先物  → VIXの先物商品
  • 第一限月   → 先物の期限で一番近い物
  • CFD    → 差金決済

米国VI(VIX先物)の値動きの特徴について確認していきましょう。

VIX(米国VI)値動きの特徴

次の3つです。

  1. 変動しても時間の経過で元の値に戻る(13~15程度)
  2. 米国株式が下落すると上昇する
  3. 米国株式が上昇するとやんわり下落する

中でも【変動しても時間の経過で元の値に戻る(13~15程度)】という特徴が重要です。
この特徴を利用することで米国VIで稼ぐためのハードルが一気に下がります。
何をどう利用するのか、具体的に利用した取引の流れをみて確認しましょう。

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取引の流れ

大まかなフローは次のとおり。

  • 米国VIが大きく変動する
  • 変動した方向と逆の取引をする(上昇→ショート、下落→ロング)
  • 時間の経過で変動前の値に戻ったところで決済
  • 取引時の価格と元の値との差額が利益になる

このように、どのタイミングで購入したとしても利益を出すことが可能です。
これなら投資初心者でも利益を出すことは難しくないですね。
以下より具体的な米国VIの投資戦略について説明したいと思います。

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米国VI投資戦略

米国VI投資戦略にはショート戦略ロング戦略の2つがあります。
メジャーなのはショート戦略で、安定的に利益を得ることができるので多くの投資家が使用しています。
一方、ロング戦略は売買機会こそ少ないものの当たれば一発の破壊力をもった投資方法です。
それぞれ利益を出すことのできる優れた投資方法ですから、自分にあった戦略を選ぶと良いでしょう。
まずは簡単に戦略の概要と、戦略に影響する価格調整額について説明します。

米国VIショート戦略

ショート戦略は米国株式の安定・上昇に掛ける投資手法です。
米国VIを先に売却(ショート)し、価格調整額(コンタンゴ)と値下がり益を得る方法です。
これは米国VIが基本的に右肩下がりな動きをすることを利用しています。
ただし価格調整が(バックワーデーション)となった場合は損失が発生します。

ちなみにショート戦略の詳細は別記事にしています。
よかったら参考にして下さい。

米国VIロング戦略

ロング戦略は米国株式の急落に掛ける投資手法です
株価急落の予兆があれば購入(ロング)しておき、株価が急落すると米国VIが急騰した値上がり益を得る方法です。
米国VI急騰時に値があっという間に増える(13→15:115% 14→18:128%など)特徴を利用しています

価格調整額について

価格調整とは月に1回行われる米国VIの価格改定のこと。
仕組みはややこしいので今回は省略します。
大事なポイントだけまとめておきますね。

  • 月に1回価格が上下変動する
  • 損益に影響あり
  • コンタンゴ状態なら価格が上昇
  • バックワーデーション状態なら価格が下落
  • ポジション毎に損益への影響が異なる

特にポジション毎の損益への影響は重要です。
米国VIを長期間保有するなら価格調整額の影響を強く受けますからね。
表を作ったので参考にしてください。

コンタンゴバックワーデーション
ショートポジション利益損失
ロングポジション損失利益

ちなみに価格調整についてより詳しく知りたい方向けの記事を書きました。
よかったら参考にしてください。
【VIX】米国VI 価格調整額の全て【基本】

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米国VI簡易シュミュレーション

ショート戦略

取引期間 2017年1月~2018年8月まで
条件:レートは100円
   価格が15を以上で10枚ショート、そのままホールド最終月売却

結果

取引回数1回
証拠金30,000円
売却益3,150円
価格調整額151,490円
合計154,640円

売却益こそ無いものの、価格調整額による利益を多く獲得できました。
このようにショート戦略は価格調整金による利益を主な目的としています。
なお価格調整金が発生するためにはコンタンゴとなることが重要ですが、米国VIは年間を通じて約8割がコンタンゴです。
年間通じて殆ど価格調整金による利益が生じるので比較的安定した投資手法といえるでしょう。

ロング戦略

取引期間 2017年1月~2018年8月まで
条件:レートが100 
   価格が15を超えたら10枚ロング
   20を超えたら決済
   価格調整額が発生する前と、価格が16を超えない場合は同値撤退

結果

取引回数4回
同値撤退3回
証拠金30,000円
売却益86,250円
価格調整額0円
合計86,250円

利益を得る回数こそ少なかったものの、一回の取引で大きな利益を上げることが出来ました。
またシュミュレーションの期間は例年に比較して値動きのない穏やかな年だったことが結果に大きく影響しています。
例年であればシュミュレーション結果の1.5から2.5倍程度の成績が見込めます。
取引ルールさえ決めてしまえば少ない手間と資金で大きなリターンが見込める投資手法ですね。

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終わりに

今回は米国VI投資初心者に向けた米国VI投資の基本と投資手法でした。
いずれの投資戦略も利益がでやすいので、やはり米国VIは良い投資商品だと思いますね。
また投資手法はショート、ロングのいずれかに偏るのではなくて、同時進行でできるようになるのが理想です。
なお各戦略の、より詳しい手法は別記事でまとめますのでそちらをご確認下さい。

【VIX・売り】米国VIコンタンゴ狙いのショート戦略【基本型】
【VIX・買い】米国VI一発狙いのロング戦略【基本型】

ちなみに私が好んで使っている投資戦略はショート戦略です。
ショート戦略の良いところは画面に張り付く時間が少なく、一度取引すると殆ど放っておいてOKというところにあります。
「手間なく心を削らない投資」をモットーにしている私にとって最高の投資法です。
ぜひ皆さんも米国VIに投資して「手間なく心を削らない投資」を体験して下さい。

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