【S&P500・米国VI】週次たんすの相場観【2019年04月28日】

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週次S&P500変動予想

こんにちは。たんす@tansu_toです。

4月22日~26日のS&P500は上昇して引けました。
米企業の決算発表を見ながら手探りで進むような慎重な動き。
史上最高値を更新しての引けは翌週への期待が持てる内容でしたね。

項目価格
週始値2898.78
週終値2939.88
週変動+41.1

今週はなんだか疲れたなーという感想です。
イースター明けの取引量の少なさに驚かされ、大量の決算発表に気を使い、方向性のないS&P500の動きに不安を煽られた感じ。
不安の正体を探して疲れたってところですね。

さて今週4月29日から5月3日までのS&P500・VIXはどうなるでしょうか。

【S&P500】
上昇目線でいいと考えています。
週初めこそ利確売が出るでしょうが地合いは良いので、今週と同様にのそのそと最高値を更新しながら上昇するかと思います。
決算の様子見でダラダラとした動きになるでしょうが、最終的には上昇するのかなと。

【VIX】
感応度が高いので米企業の悪い決算内容に強く反応しそう。
比較的慎重に取引したほうが良いだろうと考えています。
ショックのように大きく反応しないでしょうが、14~15にはあっという間に飛んでいきそうですね。

それでは詳細を見ていきましょう。

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先週のおさらい

先週の主な出来事は次の通り

・米国企業決算発表
・S&P500・NASDAQ 最高値更新
・4月25日 3M株価急落
・4月26日 国内総生産 対前四半期比 3.2%
・4月26日 VIX先物net過去最大級

米企業の決算発表が続々と!

今週も決算発表が相次いで行われました。
その数なんと155社!
Facebook、Amazon、Microsoft、エクソン・モービルなど時価総額TOP10企業4社も含まれていました。

多くの企業の決算発表が集中する重要な週だったことは間違いないですね。
ロイターによれば今週は『業績リセッション』見極めに重要な一週間とのこと。
2四半期連続の企業減益のことで相場の方向感に大きく影響しそうです。

決算発表が集中、「業績リセッション」に注目=来週の米株式市場

そして決算の蓋を開けてみると…そんなに悪くない。
売上高や一株あたり利益についてアナリスト予想を超える企業が多いですね。
一方で今後の収益予想を下げる企業も多くて良くもないが悪くもなかったという印象でした。

キャタピラー決算は予想以上の増収、見通し悪化で株価下落
3M、通期利益予想引き下げ-株価は「暗黒の月曜日」以来の大幅安
インテルが通期見通し引き下げ、データセンター向けの落ち込みで
アマゾンの1-3月利益、市場予想上回る-クラウドや広告が寄与

ちなみに決算発表をした企業の一部は次の通り。
聞いたことのある企業ばかりですね。
できれば全部覚えておきたいけど…ちょっと多いなぁ。

【日別決算発表企業】(時価総額1,000億ドル以上抜粋)

・4月23日(火)
コカ・コーラ・カンパニー
テキサス・インスツルメンツ・インク
プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー
ベライゾン・コミュニケ-ションズ・インク
ユナイテッド・テクノロジー・コーポレーションズ

・4月24日(水)
AT&Tインク
PayPal Holdings Inc
Visa A
サーモ・フィッシャー・サイエンティック・インク
フェイスブック
ボーイング・カンパニー
マイクロソフト・コーポレーション

・4月25日(木)
アッヴィ
アマゾン・ドット・コム・インク
インテル・コーポレーション
コムキャスト・コーポレーション
スリーエム・カンパニー

・4月26日(金)
エクソン・モービル・コーポレーション
シェブロン・コーポレーション

S&P500最高値更新

決算発表で方向性の見えない市場でしたがS&P500は過去最高値(2,939.88)を記録しました。
予想より良い決算内容に加えて経済指標が良かったことが後押ししたみたいですね。
週末のAmazonの好調な決算、米国GDP前四半期比3.2%が発表されると上昇し始め、あっという間に最高値更新という流れでした。

とはいえ上昇圧力は弱めな感じ。
指標と決算で後ろから押され、のそのそと上昇ですね。
気づくと最高値更新と、勢いの欠けた上昇の仕方という印象です。

果たして株価を維持できるのかな。
今週も150社以上の決算が続くので内容次第では反転も十分ありえます。
勢いない上昇でしたから下げるときはあっという間かも知れません。

S&P500最高値更新

VIX先物の売り越しが過去最大級に膨らんでるようです。
ここのところ株価が上昇してるので当然の流れな気もしますがちょっと早すぎじゃない?
買建から売建を引いたnetポジションは17万超えです。
ヘッジファンドはボラティリティー低下予想-VIXショート過去最大

詳しく知りたくなったので自分でもグラフを作成。
見方は他記事を参考にしてください。
【VIX】CFTC建玉明細の読み方・使い方【米国VI】
VIX建玉 グラフ

作成したグラフではいうほど盛り上がっていないようにも…?
取組高は過去ほど伸びていないし資金流入量は少なく見えます。
netポジションが際立ってるのは買建てが少ないからで、売建数自体も過去と比べて最大という程ではなさそう。

投機家がボラリティ低下傾向にあるのは間違い無さそうですが、強気かというとそうでもなさそうです。
全体的に取引量が少ないことが強気でない投機家心理を表してるかなと。
ある意味分かりやすい餌のバラマキにも見えてこわく感じますね…

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S&P500をテクニカル分析

日足、ボリンジャーバンド、CFTC建玉の順に現状を確認していきます。

日足

20190407sp500day
強い上昇トレンドが継続!
20、50、200MAすべて上向き、下値支持線支持線は急角度で衰えを知りませんね。
こうなるといつ収束するのか、どこが壁となるのかがポイントでしょう。

仮にこのままの速度で上昇するならポイントとは2,980のあたり。
上値と下値のトレンドラインが交わるヶ所で速度は鈍るでしょうね。
とは言えこの角度で上昇するとは考えづらいですが…

現実的な停滞箇所は心理的節目と呼ばれる価格でしょう。
つまり2,950や3,000などの切りのいい数字のこと。
投資家心理的に躊躇する価格帯ですし、転換点として妥当でしょう。

ボリンジャーバンド

20190407sp500ボリンジャーpng
バンドウォークを継続、強い上昇トレンド。
バンドを下回りそうになると一際大きく跳ねてポジションをキープしてますね。
教科書通りのバンドウォークなので。まだ信頼感は暑い感じです。

一方で上昇トレンドに陰りが見えつつあります。
バンド幅の拡張が終わって縮小方向に転換したかも。
要経過観察ですがスクイーズしてトレンド転換する可能性ありです。

CFTC建玉グラフ

SP500建玉 グラフ
様子見の内容で方向感なしですね。
まとめるとnetポジションほぼニュートラル、かつ取組高の減少。
つまりこうですね。

決定的な市場要因がないからnetポジションが拮抗
熱感がないから取組高が減少

S&P500が最高値を更新したことで、投機家が様子見に回ったのかも?
市場の方向性がでるまではいつ反転するかわからない環境にも見えますよね。
最高値更新による利確売りと決算発表を前に様子見している印象です。

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今週の重要ポイント

重要な節目・経済指標・その他イベントのうち重要なポイントをざっくり説明。

テクニカル

2,950の心理的節目を超えるかどうかがポイント。
上昇トレンドに陰りが見えつつあるので、勢いをつけて2,950を取得することでトレンドを継続させてほしいですね。
2,950を超えた後は抵抗線から支持線に変わるよう、その場で根固めしてほしいかなと。

経済指標

4月29日
コアPCE物価指数 (前月比) (3月)

4月30日
中国製造業PMI (4月)
中国Caixin製造業部門購買者担当者指数 (4月)
独失業率増減 (4月)
消費者信頼感 (4月)
中古住宅販売保留 (前月比) (3月)

5月1日
ADP非農業部門雇用者数増減 (4月)
ISM製造業景況指数 (4月)
原油在庫量

5月2日
FOMC
中国Caixin製造業部門購買者担当者指数 (4月)
独製造業購買部協会景気指数 (4月)
5月3日
EU消費者物価指数 (前年比) (4月)
非農業部門雇用者数増減 (4月)
失業率 (4月)
ISM非製造業指数 (4月)

今週は多いですね。
特に雇用統計の変な数値は急落を招くため注意が必要。
決算との組み合わせの相乗効果に注意です。

イベント

決算発表多数(150社以上)
4月29日 グーグル決算
4月30日 アップル・決算
4月30日~5月1日 FOMC
5月 1日 令和へ改元
5月 2日 イラン産原油禁輸の特例措置期限

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終わりに

米国市場は強いの一言ですね。
やや不安な一面もありますが年明けからの上昇勢いが強すぎ。
勢いに任せて行けるところまで上昇してほしいです!。

最後までお読みいただきありがとうございました。
たんす投資ではVIX・米国VIを中心としたブログです。
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