こんにちは。たんす@tansu_toです。
アメリカ株は強いですね。
先週の S & P は連続上昇。
先々週の5日連続下落とは全く逆の結果に。
あまり良いニュースも無かったので、下落または停滞するかと思いましたが、逆に上昇するとは…
週明けからボーイング社の墜落の影響、Facebook の接続不良問題、米中通商協議の4月までの延期、英国離脱修正案否決など、逆風は強かったかなと。
結局ハイテク株が買われて強く上昇した模様。
さて今週3月18日から23日までら、どんな動きをするでしょうか。
思うに現在と同じく200日平均線を少し超えたあたりで揉み合って、大した変動はなく終わるんじゃないかなと。
ここから上抜けするには材料不足かと思っています。
それでは詳細を見ていきましょう。
先週のおさらい
S&P500とVIXでそれぞれ見ていきます。
S&P500
先週米国市場が始まるとボーイング墜落により早速ダウが低下するとの予測が市場にありました。
S&P500もつられて落ちるんじゃないかと思われていましたが、実際はボーイング社の株価の下落を他の銘柄の上昇により吸収してなお上昇。
さらにS&P500も上昇するというする堅調ぶりでしたね。
週の半ばには英国離脱に関する修正案の議会提出、議会での否認など大きな動きがありました
警戒感から買い控えるかと思ったんですがS&P500は上昇。
これといって目立った動きは無かったですね。
先週の株価が上昇した原因は先々週の株価下落の振り戻しなど。
いろんな意見を聞きますが、結局具体的な理由はなさそうです。
やっぱり買い戻されたと考えるのが素直なんでしょうね。
VIX・米国VI
VIX は昨年の10月ぶりの低水準12.58を付けてました。
S & P 500が久しぶりの高値をつけたことが VIX 低下の要因ですね
12月のピーク36.7を思うと、ずいぶん下がった印象です
VIX が低下したことで米国 VI 14.86に低下。
先週12日の価格調整(ロールオーバー)をコンタンゴでで超えました。
この水準を推移してくれたら嬉しいですね。
現状をテクニカル分析
日足、週足、ボリンジャーバンドをみて現状を確認していきます。
日足
先週の終わり値が2822。
200日移動平均線を越えて上抜けした感じですね。
パッと見には上昇トレンドです。
壁となっていた2,800付近の抵抗線を一応は突破した形です。
とはいえ抵抗線のすぐそばなので、ここからの攻防があるのかなと。
しばらく足場を固めをした後、上抜けしてくれるといいですね。
気になるのは50日MAが近づいてきていること
2,800で推移していてればそのうち50日MAが200日MAをクロスするかもしれません
もしクロスすれば上昇トレンドはさらに継続?
週足
週足チャートで抵抗線を確認。
2,800付近の抵抗線がより明確に。
抜けてくれれば強い支持線になってくれそうですが…
13週MAが上向きになってきてますね。
上昇トレンドに変わりつつある?
でもまだ序盤戦、ここからどうなるかは分かりません。
やっぱり鍵となるのは2,800の抵抗線を上放れするかどうかかな。
ボリンジャーバンド
気になるのはボリンジャーバンドの帯がタイトになってきてるところ。
帯がタイトになるとトレンドの転換や大きく変動することがあります。
でも、それが上に行くのか下に行くのかは分からない!
直近の状況を考えると高値を更新したということがあるので上値が重いかなと。
2800付近に抵抗線がありので、もし上放れした場合には爆発的に上昇するのかも。
けれど上放れを期待してダメだった時を考えると、上放れしたあとでもエントリーは遅くないと思いますね。
今週の重要ポイント
今週の重要案件はFOMCですね。
まま利上げはないとして、パウエル議長の声明が気になるところです。
次回の利上げ時期はいつなのか、FRB が思う景況感はどうなのか、気になることだらけです。
後は経済指標
株価の材料があまりないので経済指標に注目が集まっている模様。
景気の根拠を指標に求めてるのかも。
なお今週、米国の重要経済指標は以下の通りです。
3月20日(水) 原油在庫量
3月21日(木) 公定歩合発表
3月21日(木) フィラデルフィア連銀製造業指数 (3月)
3月22日(金) 中古住宅販売戸数 (2月)
終わりに
今週のS&P500は2800で停滞というのが僕の考えです。
やっぱり2800の抵抗線が強いんじゃないかな。
これといった材料なしに上抜けするのは難しいかなと思ってます。
またVIXの変動は特にないかなと。
変動する材料があるとすればFOMCと英国議会、米中通商協議の進展ですね。
ただVIX値が12台なのは小さすぎる気がします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
たんす投資ではVIX・米国VIを中心としたブログです。
ボラリティについての記事を掲載していますので、そちらも是非読んでみて下さい。
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