VIX建玉分析 2019年07月09日

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20190709建玉分析 週次COTレポート分析(建玉明細)

こんにちは。たんす@tansu_toです。
VIX投資家として日々様々な角度から市場を分析しています。

VIXの市場を動かしている大口投資家達の手口を知りたくないですか?
CFTC建玉明細(COTレポート)は、彼らの手口を知る手がかりとなる公式資料です。
今週も大口投資家視点から市場を分析してみましょう。

ちなみに今週の結論はこんな感じ。

  • 投機家筋の方向性はショート
  • ポジションに対する強気具合は増している印象
  • 現在のところ急落への備えは見えない
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建玉と市場の状況確認

まずは各項目の増減と建玉集計日の市場の様子を確認しましょう。

CFTC建玉明細

VIX先物7月9日(米国時間)
20190709CFTC建玉明細

※net :正の数→買持ち 負の数→売持ち

総取組高増加+2,874
ショート増加+10,947
ロング増加+2,989
net▲132,182先週比▲7,958


ちなみに建玉明細の見方は次のとおり。

POINT

  • NETポジションとポジション数
    マイナス  : ショート優勢
            VIX低下目線
    プラス   : ロング優勢
            VIX上昇目線
    ポジション数: トレンドの強さ
  • 総取組高の推移
    増加    : 強気
    減少    : 弱気
  • Long・Short各ポジションの変化
    net変動原因の特定

より詳細な読み方は別記事参照
【VIX】CFTC建玉明細の読み方・使い方【米国VI】

netポジション▲13万台

ショートへの偏りが今年4月水準に戻りました。
これでnet ▲増加は5週連続。
投機家のショートへの方向性が一層強くなった感じ。

ショート約10,000・ロング約3,000の両ポジション増加。
株価の上昇にそった素直にポジション推移ですね。
変わった動きは見られず、順張りな印象。

総取組高 約42万

40万台回復で、投機筋はポジションに対して強気な印象。
総取組高増加はこれで4週連続です。
少しづつですがVIX市場に資金が戻ってきてますね。

総取組高の増加具合からは熱感は低く見えます。
徐々に増加しているものの増加ペースは並程度。
活況と言える程度に総取組高が増えるには時間がかかりそう。

7月9日(米国時間)の主な出来事

  • FRBパウエルさん議会証言
  • 米国株式市場の大幅上昇

FRBパウエルさん議会証言

日本時間21時30分に証言原稿が公表。
証言内容はハト派で利下げを示唆するような内容。
利下げ期待が刺激されたことで株式市場全般は上昇しました。

VIX・VIX先物は株価上昇に反比例して下落。
最終的にVIXは13台まで低下して引け。
下げるとこまで下げた感じです。

利下げへの不安はほぼ払拭された印象。
株価上昇の流れは強まるでしょうね。
それに伴ってVIX市場に資金が流れてきそうです。

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建玉グラフ

直近3年間の建玉と総取組高の推移グラフ。
市場のポジション推移を長期間の広い視点で観察してみましょう。

直近3年間の建玉グラフ

※青積み棒:買建て
 橙積み棒:売建て
 黄色線 :総取組高推移
 黒線  :net推移
 紫線  :米国∨I近似値

20190709VIX建玉 グラフ

ショートポジションの増加が目立ちますね。
一方ロングポジションは据え置き。
その結果、netポジションの偏りが強くなっています。

netポジションの偏りの強さとは反対に、総取組高は過去と比較して少ないみたい。
つまり流動性が高くないということ。
流動性が高くないと価格変動しやすいので注意です。

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終わりに

株価が過去最高地を更新するなか、VIX先物市場はゆっくりと活気づいてるみたい。
投機筋はショートポジションの方向性を明確にしていますし、少しづつ資金供給量も増えていきそうです。
2017年ほどの低ボラ相場は厳しいですが、先物価格13~15という相場はしばらく続きそうですね。、

最後までお読みいただきありがとうございました。
たんす投資ではVIX・米国VIに関する記事を掲載しています。
投資の参考に、是非読んでみて下さい。

 icon-arrow-right 【VIX】CFTC建玉明細の読み方・使い方【米国VI】
 icon-arrow-right 【前回】VIX建玉分析 2019年6月25日

皆様の投資が上手くいくことを祈っています!

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